「よし、ホワイトニング始めてみよう!」
「うわ、白くなってる!これは感動!」
……でもその後、冷たい水を飲んだ瞬間、**キーン!**とくるあの鋭い痛み。
「え、なんで!?もしかして歯が壊れた?」
と焦ってしまった経験、ありませんか?
実はそれ、ホワイトニングによる一時的な知覚過敏の可能性が高いです。
この記事では、
・なぜホワイトニングで歯がしみるのか?
・それは危険なの?大丈夫なの?
・しみないようにするにはどうすれば?
などなど、ホワイトニング後の“しみ問題”に向き合っていきます!
(なんちゃってホワイトニングではなりません😀)
だって名前で釣ってるだけですからね。
1. ホワイトニング後に歯がしみる理由
まず、ホワイトニングで使われるジェルには過酸化水素や過酸化尿素といった漂白成分が含まれています。
これらの成分は、歯の表面(エナメル質)を通り抜けて、内側の象牙質にまでアプローチしていきます。
つまり、歯の中にある色素を化学的に分解しているということ。
その過程で、歯の水分が一時的に減り、表面のミネラルバランスが崩れるんですね。
これにより、神経がちょっとだけ敏感になってしまうのが、しみる原因です。
ポイントは「一時的」
この痛み、基本的には半日〜1日以内におさまると言われています。
なぜなら、歯は唾液や再石灰化によってすぐに回復しようとする力を持っているから。
ですので、「歯が壊れた」「削れた」「虫歯になった」といった心配はほぼ不要。
むしろ「効いてる証拠かも」と思って、少し様子を見ましょう。
2. どんな痛み?どんなときに起こる?
感じ方は人によってさまざまですが、よくあるのが以下のような症状です。
冷たい飲み物がしみる(冷水・ビール・アイスなど)
歯ブラシの毛先が当たるとピリッとする
外気(冬の風)で歯がうずく
ホワイトニング直後~数時間以内にキーンとした感覚がある
中には、「ホワイトニング中(ジェルをつけている最中)にピリピリした」という人もいます。
これも、一時的に神経が過敏になっているから。
大抵はその日のうちにおさまりますが、数日間続くようなら、一旦中止して休ませるのがベターです。
3. 知覚過敏が出たときの対処法
では、実際に“しみる”症状が出たとき、どうすればいいのでしょうか?
① 一日おきにホワイトニングする
毎日やっていた人は、1日おきにペースを落とすだけでも大違い。
歯に休息時間を与えることで、再石灰化が進み、痛みが起きにくくなります。
② 知覚過敏抑制ジェルを使う
多くの本格ホワイトニングキットには、知覚過敏対策のリカバリージェルがついています。
これは硝酸カリウムやフッ素など、神経の興奮を抑える成分を配合したもの。
ホワイトニング後に塗るだけで、かなりのしみ緩和効果が期待できます。
ファストホワイトにも付属していますね。
③ 飲食を避けるタイミングを見直す
ホワイトニング直後は歯の表面が一時的に「スカスカ」な状態。
そこに冷たいものや酸性のもの(炭酸・レモンなど)が触れると、しみやすくなります。
可能なら、就寝前にホワイトニングし、そのまま何も食べず寝るのがベスト。
そうすれば刺激のある食べ物を避けられ、再石灰化も進みやすくなります。
4. それでもしみる!そんなときは?
以下のような場合は、無理せず施術を中断しましょう。
1日以上しみが続く
熱いものにも反応する(冷たいだけでなく)
ズキズキとした痛みが常にある
しみる範囲がどんどん広がっている
ホワイトニングによる知覚過敏は基本的に無害で一時的なものですが、
それとは別に虫歯や歯周病が隠れている可能性もあります。
特に過去に治療歴のある歯や、詰め物が劣化している場合、薬剤が神経に近いところまで届いてしまうことがあります。
そういったケースは歯科医院での相談が必要です。
5. 知覚過敏になりやすい人って?
すべての人がしみるわけではありません。
しみやすい体質・口内環境というのもあります。
たとえば…
歯ぎしり・食いしばりのクセがある(エナメル質が薄くなりやすい)
歯ブラシの圧が強い(歯ぐきが下がって象牙質が露出している)
過去にホワイトニングで強くしみた経験がある
虫歯治療・神経を抜いた歯がある
このような方は、濃度の低いホワイトニングジェルから始める、またはLED照射なしで試すなど、少しずつ慣らしていくのがおすすめです。
6. 痛みを避けながら、白さを手に入れるコツ
しみが怖くてホワイトニングを諦めるのはもったいない。
だって歯が白くなるって、それだけで人生前向きになりますから!
だからこそ、「しみ対策」と「効果的な白さ」の両立を目指しましょう。
おすすめのステップはこんな感じ:
初回は短時間(30分)だけ試してみる
痛みがなければ時間を1時間に延ばす
1日おき or 2日に1回の頻度で実施
しみた日はリカバリージェル&休息
笑顔に自信がついたらメンテナンスへ!
しみる=悪いこと、ではありません。
「ちょっと敏感に反応しただけ」と理解し、上手に付き合うことがポイントです。
まとめ:焦らず、慣らしながら。あなたに合ったペースでOK
ホワイトニング後の「しみる」は、最初はちょっと不安かもしれません。
でもそれは、多くの人が通る“白い歯への道”の途中にある、通過点みたいなもの。
ちゃんと対応すれば、大きなトラブルにもなりません。
あなたの笑顔がもっと輝くように。
ホワイトニング、焦らず、ゆっくり、あなたのペースで進めてくださいね。
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